進路で悩む人へ
2024/06/18
こんにちは。富山医薬個別指導塾TIPSです!
現在高校1年生の皆さんは、あまりに早い文理選択に頭を悩ませている人も多いと思います。そんな皆さんの進路を決めるささやかな手助けになると幸いです。また、将来的な志望校選択などについても、少しお話させていただきます。
まず文理選択についてですが、興味のある職業をもとに選択するのが一番良いと思います。しかし、この早い時期に将来についてしっかりと考えられているひとはそんなに多くはないでしょう。そのような人は自分の得意科目などを参考にするとよいかもしれませんね。
文系と理系科目、どっちをやったら楽しいかで決めても良いかもしれませんね。ちなみに私は将来について何も考えておらず、得意科目が多い方が良いと考え得意な科目が多い理系を選びました。また、理転(文系から理系への変更)と文転(理系から文系への変更)だと文転の方がしやすそうということも理由であった気がします。
次に志望校や志望学部の選び方についてお話していきます。
もうやりたいことが決まっている人は、同じ学部でも学校によってカリキュラムが全然違うので、より理想の自分に近づくためにまだ受験まで少し時間のある今、色々な大学について調べておくとよいですね!
まだ全然進路が決まってない人は、様々なことを調べてみましょう。自分の少し興味があることを手当たり次第に調べてもよいですし、自分の興味がないことでも少し調べてみるとそこから興味が生まれるかもしれません。憧れの大学で決めてもいいですね。憧れは入試期に自分の強いモチベーションになりますよ。
進路選択は人生の大きな分岐点になるかもしれません。ですが、この高校での進路選択で人生が決まるわけではありません。そんなに重く考えず、だけれど後悔は最小限になるように選択しましょう。今の皆さんには様々な選択肢が存在します。その中から選択するのは自分自身です。誰かに無理だと言われようと、そんな人を見返す途方もない努力ができるほど光り輝く進路を見つけられることを期待しています。
(医学部医学科2年 講師 H・T)
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自分に合った勉強法とは
2024/11/12
勉強法数学や物理が苦手な方は多いと思います。「捨てた」、「何を問われているのかがわからない」そんな声が私の周囲でよく聞こえました。例に漏れず、私も高校1・2年生のときは、特に物理が苦手でした。授業の演習では、教科書の問題はすらすら解ける、その一方で定期テストや模試での成績は悲惨なものでした。その原因は何だったのでしょうか。演習が足りていない、テストの応用問題に対応するだけの力がついていない、公式を覚え間違えていたから?はたまた計算ミス?それらも原因の一部ではあるでしょう。しかし、私は大きな3つの原因があると考えています。1つ目は、公式を丸暗記していたことです。公式の丸暗記では模試や入試は対応しきれません。もちろん、公式を覚える必要はあるのですが、どんなときに使えるのか、その公式は何を表しているのか、それも併せて理解する必要があります。私は先生に解説をお願いしたり、参考書を読んで理解を深めたりしました。最初は公式を覚えるために簡単な問題を解いて練習し、理解が進んできたら少しずつ難しい問題を解いてみて、公式を自分のものにしていきましょう。ここで問題の難易度が合っていないとやる気ダウンにつながってしまうので問題選びは慎重に行いましょう。2つ目は、問題設定を理解できていなかったことです。特に物理は、大きな図を描いてそこに働く力や速度などを書き込んで問題設定を整理すると条件がクリアになるのでおすすめです。これは1つ目にも通じ、公式をそのままあてはめるだけでは見落としていた条件も気づけることが増えていきました。3つ目は、解説をそのまま覚えてしまっていたことです。解説を読んでそんな公式があるのかと納得した風になりがちでしたが、理解はできておらず、問題設定が変わるとお手上げでした。ここで大事なのは分からなかったらすぐに先生や友達に質問して、分からないことを分からないまま放置しない事です。理解が足りていないのならまだしも、そもそも認識が間違っていた、ということもあるので他人を頼って効率よく、かつ確実に解ける問題を増やしていきましょう。 この3つに気を付けるよう高校3年生のとき恩師に口を酸っぱくして言われ、意識したところ、成績がぐんぐんと伸びていきました。正しい勉強法を身に着けることが合格への近道です。塾や学校の先生、友人など周りを頼りながら自分に合う勉強方法を見つけていきましょう。(薬学部薬学科2年 講師 N・Y)
薬学生の1日
2024/10/15
勉強法富山大学の薬学部薬学科に入学してから早4カ月。今回は私の薬学生の一日についてご紹介します。大学には大きく分けて「教養科目」と「専門科目」の二種類の科目が存在します。教養科目では様々な学部の学生が同じ教室で受講します。英語や第二外国語をはじめとして、人文系や社会系、情報処理など様々な授業があります。専門科目では基本的に同じ学部の生徒が受講します。薬学部の一年次ではあまり科目数は多くないのですが、基礎有機化学や医療学入門などの今後薬や医療について学ぶための下地となる授業があります。一年生は教養科目を中心に受講するのですが、必ず受講しなければならない必修科目のほかに興味のある科目も選択できます。進級に必要な単位数と時間割を見ながらどの授業を受けるかを決めるのも楽しいですよ。私は民俗学や文芸に興味があったため、それらに関連した授業を選択しました。授業ごとに成績のつけ方が違うため、自分に合っているのは小テストかレポートか、はたまた期末試験での大勝負なのかを考えて授業を選ぶのも良いですね。私は現在アパートで一人暮らしをしています。最初の2週間は典型的なホームシックだったのですが、大学での友達が増えるにつれ孤独感も薄れ、今では一人の生活を謳歌しています。部活は山岳部に所属しており、週一の部会以外には日常活動がないため自由時間が多いです。そのため土日はたまった課題やバイト、買い物、趣味など様々なことに時間を使えます。学生生活において今のところ一番過酷な期間を挙げるならば、やはり試験期間でしょう。私はちょうど大変な科目の試験を乗り切り、残すはあと3科目といったところです。薬学部の期末試験は特に科目数が多く、また内容が尋常ではないほど多い科目もあり、試験1週間前は受験期さながらの勉強量でした。アパートに帰るバスの最終便まで図書館にこもり、帰宅後も深夜まで自習というような生活が続きました。中高のテストでも言えることですが、やはり日頃の勉強がものを言います。皆さんもぜひコツコツ頑張りましょう。(薬学部薬学科1年 講師 T・K)
高3に向けた夏の過ごし方
2024/07/30
勉強法こんにちは。富山医薬個別指導塾TIPSです。現在高3のみなさんはそろそろ志望校も絞られてきて、その志望校に向けて勉学にいそしんでいると思います。そんなみなさんに、これからの話が高3の夏の過ごし方の決めるささやかなお手伝いとなれば幸いです。まず初めに、みなさんは志望校が定まっていますでしょうか。高3の夏は志望校に向けての勉強を始めていかなくてはいけない段階であるので、この夏で志望校を決めてしまいましょう。国公立ならば前期に受ける1校、私立ならば絶対外せない2,3校は最低でも決めておきましょう。なかなか決まらない場合はオープンキャンパスにいくことを強く勧めます。時間がかかるため無駄だと考える人もいますが、私はしっかり学校を知ったうえで志望校として選ぶことの大切さを知っているので、決まらない人はぜひ行ってみてください。志望校が決まれば後は不断の勉強あるのみです。高3生は、毎日出来るだけ多くの時間勉強してください。しかし寝不足が続き、体調を崩しては意味がないので、出来る範囲の最大でお願いします。ここで多くの人はどのような勉強をすればいいのだろうと悩むと思います。まず優先すべきは苦手“教科”の克服です。苦手科目というのは入試で合格をつかみとるにあたって大きな壁としてみなさん受験生の前に立ちはだかります。大学ごとによって科目ごとの入試の配点が変わっています。生きたい大学があったとします。その大学の入試の配点で、自分の苦手科目の配点が大きいとしましょう。その場合、その大学に行きたくても行けなくなるかもしれず、それでは不本意です。なので、苦手科目は、苦手から普通レベルには仕上げておきましょう。主にその教科の問題集や教科書にある基本的な問題を面倒くさがらず一からやることです。毎日かならずその教科に触れるようにしましょう。忘れてしまうことが一番の時間ロスです。次に、苦手“分野”の克服です。この場合の分野とは、教科自体は苦手ではないがこの部分はなんとなく解きにくいと感じる教科の範囲のことです。これができればその教科は得意教科となり、入試でも得点源となるでしょう。また、勉強に対する自身も次第についてきて、さらにやる気になれると思います。主に、まずその分野の練習問題をやってみて、できなければ基本問題を、できれば応用問題をやりましょう。そうすれば次第に実力が付いてきます。最後に、得意教科のさらなる伸ばしです。主に自分の実力以上の問題に取り組むことです。この段階にいる人は夏ではなかなかいないので、できなくても気にする必要はまったくありません。(医学部医学科1年 T・K)